カーマスートラ 〜 ダルマ・アルタ・カーマ(美徳、富、快楽)について
- 2008/03/28(Fri) -

カーマスートラ



ダルマとは、宗教的価値の修得。

アルタとは、富や資産の獲得。

カーマとは、愛、快楽、官能的満足。


人間は、人生百年のさまざまな時期に、ダルマ、アルタ、カーマを実践すべきだが、この三つは調和を保って、お互いに衝突しないようにしなければならない。

幼少時代には学問を身につけ、
青年期と中年期にはアルタとカーマに専念し、
老年期にはダルマを成就すべきである。


ダルマとは聖典の命ずるところに従って、犠牲をささげるといったような、ある種のことをなし、肉を食べるといったことをしないことである。

アルタとは技芸、土地、金銭、家畜、富、日用品、友人などを獲得すること。
さらに、いったん手に入れたものを保持し、保持したものをよりいっそうふやすことである。

カーマとは、聴覚、触覚、視覚、味覚、嗅覚の五官の働きに、心と魂の協力を得て、特定の対象を享楽すること。


原則

カーマ<アルタ<ダルマ  (重要度)

例外もある。
国王は人民のためアルタをまず実践すべきで、
娼婦はそれが職業なのであるから他のふたつよりカーマを選ぶべきである。


ダルマ、アルタ、カーマを実践するものは、
現世においても来世においても、
幸福に恵まれる。


優れた人物は、
来世に禍根を残す恐れのない、
また自らの幸福をおびやかす恐れのない行為だけを遂行する。


ダルマ、アルタ、カーマについては、
他の二つを犠牲にして残りのひとつだけにつながるような行為は遂行されるべきでない。

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